不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/11/18

上場REIT運用時NOI利回り、2期連続で横ばい/東急不動産調査

 東急不動産(株)はこのほど、第12回「TOREIT」四半期報告を発表した。上場JREIT全投資法人の開示情報をデータベース化。四半期ごとに調査・分析しているもの。

 当期(2010年7~9月期)のJREITの資産規模は物件数1,827件(前期1,839件)、資産総額は取得金額ベースで7兆9,625億円(同7兆9,454億円)。取得物件は15件・959億円(同7件・1,402億円)、売却物件は27件・583億円(同43件・541億円)となった。鑑定評価額ベースの資産規模は、7兆7,227億円(同7兆7,496億円)。

 取得時鑑定キャップレート(対象物件14件)は、5.5%(同5.0%、同7件)で商業施設で低下したものの、オフィスや共同施設で上昇した。

 運用時NOI利回り(対象物件1,507件)は、5.9%(同5.9%、同1,631件)と横ばい。また、鑑定キャップレートは、半年で平均1.0bp(ベーシスポイント)上昇し、平均5.60%となった。

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