不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/11/19

首都圏マンション「買い時感」、やや下降/長谷工アーベスト調査

 (株)長谷工アーベストは19日、「顧客マインド調査(10月)」の結果を発表した。同社が首都圏で受託販売したマンションのモデルルームへの来訪者と首都圏居住者 (モニター)を対象に3ヵ月ごとに住宅の「買い時感」について調査・分析しているもの。今回は9月30日から10月4日にかけてWEBアンケートを実施し、来訪者401件、モニター1,989件の有効回答を得た。

 景気について、「次第に良くなると思う」の数値から「次第に悪化すると思う」の数値を差し引いた「景気動向ID」は、来訪者が-13(前回調査 (2010年7月)比▲21ポイント)、モニターが-21(同▲22ポイント)と大幅に下降してマイナスに転じ、円高や株安などを背景に先行き不透明感が強まっていることがわかった。

 住宅の買い時について、「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いた「買い時感ID」は、来訪者が+20(同▲3ポイント)、モニターが-3(同▲2ポイント)。いずれも下降したが、市場が上向き始めた2010年1月の水準以上となっている。

 「景気動向」の回答別に、「住宅の買い得感」の回答をみると、景気が「次第に悪くなる」と回答した人でも、16%が「買い時 だと思う」と回答。理由として、「金利が低水準」、「価格が低水準」、「税制のメリットがある」に加え、「今後の消費税率の引き上げ」などがあがった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆