スターツピタットハウス(株)はこのほど、高齢者の住まい探しのスペシャリストの育成を目的とした社内資格制度「高齢者住生活アドバイザー」の初試験を実施。107名を認定した。
同資格は、定年後のセカンドライフの後に訪れる介護や支援を必要とする「サードライフ」を迎えたユーザーに対し、医療や介護の備わった暮らし方の適切なコンサルティングを行なうための知識を求めるもの。試験は、スターツグループのスターツ・シニアパートナーズ事業部が実施。主として、高齢者施設の紹介・取次を行なっているピタットハウスネットワークの39店舗(1都3県)店長やリーダーを受験対象とする。
今回行なわれた「2級試験」は、同事業部主宰の講習会で高齢者住宅や介護・医療についての研修や高齢者住宅の見学が終了した110名が受験した。2級合格者は、自身が保有する知識の範囲でのコンサルティングと同事業部への取次ぎが可能となるが、今後、上位資格の「1級」を取得することで、ユーザーの状況に合わせた住まいの提案や案内を、店舗で自ら対応する資格が与えられる。さらに上位資格の「マスター」合格者は、「高齢者資格アドバイザー」の指導を行なうことも可能となる。