不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/11/25

業務経験9年以上のFP、「年収1,000万円以上」が14.4%/日本FP協会調査

 NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)は24日、「ファイナンシャル・プランナー実態調査」の結果を発表した。

 同調査は、日本FP協会会員のFP資格取得に関する意識や従事しているFP業務の状況、およびFP業務に対する考えや将来の意向等を把握し、今後の協会運営やFPの理解促進・普及活動推進の一助とすることを目的としている。

 インターネットによる調査で、調査期間は2010年7月2日(金)~7月15日(木)。日本FP協会認定のFP資格であるCFP資格・AFP資格を保有しているFPを対象に、10年7月にFPの資格保有状況および実務状況、FPに対する考え・評価等について調査し、有効回答数は1万1,804人だった。

 FPの業務の実態については、FPとしての経験が長くなるにつれ、FP業務による年間収入は高くなる傾向にあり、業務経験9年以上のFPは6~7人に1人が「1,000万円以上」の年間収入を得ている結果となった。
 また、CFP資格保有者の31%、ライフプランニングを主たるFP業務とする層の34%が、FP業務の売上げが増加していると回答。1ヵ月当たりのFP業務提供件数は平均6.7件で、1ヵ月当たりの相談件数が1年前と比較して「増加している」割合も、ライフプランニングを主たるFP業務とする層では34%と高い傾向にあることがわかった。

 一方、FPに対する考え・評価についての調査では、学んだFP知識・技術の中で良かった内容について、FPのうち63%が「ライフプランニングの考え方」と回答した。

 同調査の詳細は同協会ホームページを参照のこと。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。