日本賃貸住宅投資法人(JRH)は25日、2010年9月期決算を発表した。
当期(10年4月1日~9月30日)の営業収益は46億1,800万円(前期比30.9%増)、営業利益は15億8,000万円(同21.5%増)、経常利益は7億1,100万円(同4.3%増)、当期純利益は130億500万円(同1,815.1%増)、1口当たりの分配金は544円となった。
当期は7月1日にプロスペクト・リート投資法人(PRI)と合併したほか、合併により継承したうちの1物件である「ヒルトップ横濱根岸」を売却し、期末の資産は185物件、取得価格総額1,530億7,800万円、総賃貸可能面積38万3,033.09平方メートルとなり、増収増益となったほか、負ののれん123億4,100万円の活用により、当期純利益が大幅増となった。
分配金については負ののれんより6,100万を充当し7億2,300万円となり、1口当たり分配金は544円となった。
次期については、営業収益56億3,100万円、営業利益22億4,300万円、経常利益、当期純利益ともに13億3,000万円。1口当たりの分配金1,000円を見込んでいる。負ののれんは活用しない見通し。