旭化成ホームズ(株)は、2010年1月にリニューアル発売した「ヘーベルハウス フレックス」の販売が好調に推移していることから、同社の鉄骨躯体製造拠点である旭化成住工(株)での同商品の生産能力を増強する。
同商品は、発売当初、年間500棟を販売目標としていたが、10月までの10ヵ月間で約780棟を受注。さらに11月には同躯体システムによる商品として、より敷地対応力を強化した「ヘーベルハウス フレックス モナド」を発売したことから、いっそうの受注増が予想される。
鉄骨躯体については旭化成住工滋賀工場にて生産しているが、同商品に使用する鉄骨躯体の生産能力が不足するため、生産設備の増強を実施する。
投資額は8億円。生産能力は、新生産ラインが年間470棟、既存生産ラインが410棟で、合計880棟となる。