不動産ポータルサイトを運営する(株)ファーストロジックは3日、2010年11月期の投資用・居住用不動産の市場動向を発表した。同社ウェブサイト「楽待」(http://rakumachi.com)に新規登録された全国の投資用不動産および東京都内の居住用不動産を対象に分析したもの。
投資用1棟物件における表面利回りは、鉄筋コンクリート造マンション9.26%(前月比0.40ポイント上昇)、鉄骨鉄筋コンクリート造マンション10.14%(同0.59ポイント上昇)、鉄骨造アパート9.86%(同0.18ポイント上昇)、木造アパート10.69%(同0.75ポイント上昇)と、いずれも家賃収入に対する物件価格は下落傾向に。一方、投資用区分所有マンションの表面利回りは10.28%(同▲0.61ポイント)と、前月に引き続き物件価格は上昇傾向にあることがわかった。
また、東京都内の居住用物件の1平方メートル当たりの単価は、マンション51万8,400円(同1万9,300円上昇)、一戸建て50万700円(同6万2,800円上昇)と、いずれも上昇した。