(株)東栄住宅は3日、2011年1月期第3四半期決算を発表した。
当期(10年2月1日~10月31日)は、連結売上高618億3,600万円(前年同期比1.5%増)、営業利益62億900万円(同420.5%増)、経常利益53億5,600万円(同887.6%増)、当期純利益52億4,900万円(同965.0%増)と、大幅な増益を確保した。
第3四半期の不動産分譲事業は、戸建住宅の販売戸数が前年同期比284戸増加するなどにより、販売高は195億2,600万円(同96.7%増)。また、土地分譲および建築条件付き土地の販売高は15億5,100万円(同▲26.6%)で、売上高は210億7,800万円(同66.3%増)となった。
建築請負事業の工事収入は9億9,400万円(同27.1%増)、不動産賃貸事業の賃貸収入は1億400万円(同2.7%増)、不動産分譲事業等の周辺業務の収入は6,700万円(同74.1%増)と、いずれも増加した。
なお、通期業績予想については、不動産分譲事業で用地仕入れの厳選および建築コストの低減に取り組み、早期の販売を続けたことにより、堅調に推移する見通しであることから、通期売上高915億4,000万円(前回発表比7.1%増)、87億9,000万円(同27.8%増)、経常利益76億5,000万円(同30.1%増)、当期純利益68億円(同19.1%増)に上方修正した。