大京グループはこのほど、経営思考の学習およびグループ各社の経営陣による知見伝授を通じて、次世代を担う若手・中堅社員の早期育成を図ることを目的に、企業内大学「大京ネクサスアカデミー」を開校。11月4日に開校式が行なわれた。
同グループの最重要課題の一つである人材の育成の一環として、若手・中堅社員がキャリア早期より集中的な学習機会を得ることで経営思考・知識を養い、「経営」に興味・関心を持ってもうための新しいチャレンジとして企画したもの。
現経営陣が教壇に立つことで、経営陣と若い世代の対話を通じ相互の考え方や会社の方向性を共有することも重要な狙いとしている。
初回となる2010年度は、応募者の中から選ばれた同社グループの正社員で35歳以下の係長または主任クラス20名が参加。10年11月~11年3月のまでの5ヵ月間に毎月1回(1.5~2日間)計5回の講座を開講する。学長は同社専務執行役の木村 司氏、講師は同グループ経営陣。戦略概論、グループ企業戦略、M&Aなどに関する講義が行なわれる。