(株)サンウッドは10日、同社を含む4社で開発・分譲した「赤坂タワーレジデンス~Top of the Hill」が「東京都 緑の大賞」大規模緑化部門賞を受賞したと発表した。
同賞は、緑あふれる東京のまちづくりをめざし、都市空間における質の高い緑化を推進するため、東京都が優れた緑化の取組みを表彰するもの。審査は緑の量だけでなく、景観、生物生息環境への配慮、緑の連続性、技術の工夫などの視点から総合的に緑の質の高いものを選考し、大賞・部門賞・特別賞を決定する。
「身近な緑化部門」、「大規模緑化部門」、「既開発地の緑化部門」の3部門の中で、「赤坂タワーレジデンス」は「大規模緑化部門」において部門賞を受賞した。
同物件は、江戸時代に公家(九条宮)の邸宅であった。その歴史を踏まえて「現代の屋敷林」の創造をめざし、江戸城にも使われる小松石を積み、渓谷のように緑が重なり合う滝組を設えた。また、四季折々の緑の中に回遊性のある園路を設け、人々が見て、歩いて楽しむ場を提供するとともに、人と生物の活動範囲の距離を確保して生物生息環境への配慮を実現した。
同社は、このような歴史の再生と生活の中に生きる緑の創出を通じ、都市における大切な緑のインフラストラクチャーをめざす取組みが評価され、今回の受賞に至ったとしている。