(財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10日、11月の市場動向を発表した。
首都圏中古マンション成約件数は2,599件(前年同月比▲0.6%)で、7ヵ月連続で前年同月を下回ったものの、減少率は大幅に縮小した。
都県別では、東京都1,193件(同0.7%増)、埼玉県339件(同▲7.9%)、千葉県353件(同▲7.3%)、神奈川県714件(同4.7%増)と、東京都は7ヵ月ぶり、神奈川は3ヵ月ぶりに前年を上回った。
成約単価は1平方メートル当たり40万3,600円(同7.8%増)と前年比11ヵ月連続で上昇。都県別では、東京都53万9,100円(同9.7%増)、埼玉県24万4,500円(同0.1%増)、千葉県24万200円(同3.6%増)、神奈川県36万500円(同3.3%増)と、前月に引き続き全エリアで上昇した。
また、成約平均価格は2,661万円(同8.3%増)、平均専有面積は65.93平方メートル(同0.5%増)。
登録件数は、1万2,582件(同17.8%増)と4ヵ月連続で前年比2ケタ増となった。
なお、中古戸建ての成約件数は863件(同▲7.6%)と2ヵ月連続で減少したものの、成約平均価格は3,024万円(同0.8%増)2ヵ月ぶりの増加となった。