不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/12/13

フィービジネス寄与し、最終黒字に/明豊エンタープライズ10年7月期第1四半期決算

 (株)明豊エンタープライズは10日、2010年7月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年8月1日~10年10月31日)の連結業績は、売上高64億9,800万円(前年同期比37.2%増)、営業利益7,100万円(同▲56.3%)、経常損失1,400万円(前年同期:経常利益800万円)、当期純利益500万円(前年同月比▲69.6%)となった。

 当期は、10月に策定した中期経営計画「TAKE OFF 2015」を実践し、フィービジネスの拡大、エコロジー・コンサルティング事業、早期の資金回転率を可能とする事業・省資金型事業を中心に企業価値最大化を図った。

 主力の不動産分譲事業は、外断熱工法を採用しハイスペックな設備を備えた同社最大級の開発プロジェクト「エコロジー木場公園プロセンチュリー」(東京都江東区)を売却したほか、岩本町計画の事業主たる地位の一部売却、中古マンションリニューアル分譲などを実施。その結果、売上高58億9,600万円、営業損失1,800万円となった。

 不動産賃貸事業は、「エコロジー木場公園プロセンチュリー」「エコロジー東陽町プロセンチュリー」等の賃料収入と「エコロジー豊洲プロセンチュリー」等のプロパティーマネージメント報酬などにより、売上高4億7,800万円、営業利益8,200万円を計上。不動産仲介事業は、大型不動産の仲介などにより、売上高8,100万円、営業利益7,000万円となった。

 通期は、前回発表時と変更なく、売上高120億円、営業利益5億円、経常利益1億7,000万円、当期純利益1億円を見込む。

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