旭化成ホームズ(株)は13日、経団連会館(東京都千代田区)にて、メディアを対象とした第3回「くらしノベーションフォーラム」を開催した。
同社で住生活提案型商品開発のベースとなる調査・研究を実施している「くらしノベーション研究所」が主催するもので、現代社会における「暮らし」のあり方に対する課題に精通する専門家の講演を中心に年4回程度開催している。
今回は埼玉大学准教授の野井真吾氏による講演「いまどきの子ども~からだ・心・生活を知る~」が行なわれ、「睡眠不足を感じる」など、現代の子どもの身体的な不調を生活習慣と結びつけ対策などを講じた。
また、同講演テーマに関連した「くらしノベーション研究所」の取組みとして、研究結果に基づき建設したコンセプトハウス(つくば棟)の事例などを紹介した。
同フォーラムの開催に当たり、同社取締役兼専務執行役員、マーケティング本部長の渡辺衛男氏は「同社では“家族”をベースに二世帯住宅などを開発してきた。こうした取組みを継続していきたい」などと語った。