ケネディクス不動産投資法人(KRI)は13日、2010年10月期決算を発表した。
当期(10年5月1日~10月31日)の営業収益は83億5,800万円(前期比3.6%増)、営業利益は38億3,500万円(同2.6%増)、経常利益は26億800万円(同1.5%増)、当期純利益は26億700万円(同1.5%増)、1口当たり分配金は1万881円(前期:1万993円)。
当期は、東京経済圏のオフィスビル1物件(当初取得価格16億1,000万円)、および住宅1物件(同8億7,800万円)を譲渡。また、当期末より「A-47 KDX新横浜381ビル」(取得価格47億円)と「A-65 KDX新横浜381ビル増築棟」(同11億円)を併せて1物件として表記することとした。その結果、当期末のポートフォリオは67物件(取得価格総額2,332億8,100万円)に。オフィスビルの稼働率は93.3%(前期比▲0.7%)、ポートフォリオ全体の稼働率は93.6%(同▲0.8%)にとどまった。
なお次期については、営業収益80億7,500万円、営業利益36億4,600万円、経常利益22億7,200万円、当期純利益22億7,100万円、1口当たり分配金は1万円を見込んでいる。