(株)不動産経済研究所は14日、11月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は3,679戸(前年同月比0.8%増、前月比▲1.0%)と、前年同月比で微増となった。
発売戸数に対する契約戸数は2,957戸で、月間契約率は80.4%(前年同月比11.6ポイントアップ)。1戸当たりの価格は4,867万円(同4.8%増)となった。1平方メートル当たり単価は68万4,000円(▲1.4%)だった。また、販売在庫数は4,622戸で、前月末比121戸の減少となった。
即日完売物件は「Brillia大井町ラヴィアンタワー1期」(東京都品川区、110戸、平均価格6,775万円、平均倍率1.22倍、最高倍率3倍)など、11物件587戸。20階以上の超高層物件は21物件646戸(前年同月比▲8.0%)、契約率88.4%(同9.6ポイントダウン)となった。
なお、12月の発売戸数は6,000戸の見込み。