アットホーム(株)は14日、2010年度上期の「マンション賃料インデックス」を公表した。
同社全国不動産情報ネットワークで成約した全国主要9都市(札幌市、仙台市、東京23区、横浜・川崎市、埼玉東南部、千葉西部、名古屋市、大阪市、福岡市)の賃貸マンションを対象にした、四半期ごとの賃料調査で、同インデックスは(株)住信基礎研究所と共同で開発しているもの。
09年下期と比較して、賃料が上昇したエリアは、シングルタイプでは仙台、埼玉東南部、福岡、コンパクトタイプでは埼玉東南部、千葉西部、ファミリータイプでは仙台、横浜・川崎、埼玉東南部、大阪、福岡であった。
なお、賃料指数(総合)は、仙台、埼玉東南部、福岡で上昇し、札幌、東京23区、大阪で下落。横浜・川崎と千葉西部は横ばいであった。
当期において、賃料指数の騰落はエリアによりまちまちであるが、都市への人口流入による需要の安定が賃料に反映されている様子がうかがえるとしている。