シービー・リチャードエリス(株)は17日、CBREアジアが発行している環境レポート「Sustainability ASIA ISSUE 2」のうち、日本の読者向けに「アジアにおける水不足:不動産業界にとっての問題点」を発表した。
同レポートによると、水不足が不動産に及ぼす影響は世界中で異なるものの、不動産業界は新たに生じている「水」リスクの大きさに目を向け始めたばかり。今後ますます水需要の高まるアジア諸国において水不足が深刻化し、その影響から企業は生き残るための生産方法や戦略契約、ビジネスモデル全体を調整するよう強いられる可能性がある、と指摘している。
また、不動産部門においては、水不足に悩む地域の成長と開発において、厳格化する立法措置や水政策の遵守が求められ、建物の節水や水運用の効率性がより重視されるようになるとしている。
詳細は同社ホームページを参照のこと。