不動産ニュース / その他

2011/1/5

「(仮称)雷門プロジェクト」、省CO2先導事業に採択/ヒューリック

 ヒューリック(株)が計画を進めているホテル「(仮称)雷門プロジェクト」(東京都台東区)が、国土交通省の「平成22年度第2回住宅・建築物省CO2先導事業」に採択された。

 同省の「住宅・建築物省CO2先導事業」は、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトを募り、優れた提案に対して費用を補助・支援するという制度。

 「(仮称)雷門プロジェクト」は、延床面積7,231.77平方メートル、地上14階建て。同ビルに導入するCO2技術のうち、太陽熱利用空調と潜熱蓄熱財を組み合わせた空調システムが評価を得た。具体的には、昼間蓄えた太陽熱を冷熱にして廊下床下の潜熱蓄熱材に蓄えておき、エネルギー使用量がピークに達する夕方以降から夜間にかけてこの冷熱を放熱させることで、自然エネルギー利用を可能とするもの。併せて、給湯設備に高効率な小型のコジェネの廃熱利用システムも導入。これら省エネ技術の導入により、年間でCO2排出量を31.2%削減することができるという。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。