

(社)日本ビルヂング協会連合会および関係5団体は7日、ホテルオークラ(東京都港区)で新年合同賀詞交歓会を開催した。
冒頭、挨拶に立った会長の髙木丈太郎氏は、「オフィスビル市況は最悪期を脱したものの、地方都市においては依然厳しい状況が続いている。このようななか、ポスト京都議定書を視野に入れた地球温暖化対策の新たな枠組みづくりが浮上するなど、オフィスビルを取り巻く環境はこれから一段と厳しくなる。今年は『地球温暖化対策』をビル経営における最重要課題として、CO2削減対策をよりいっそう推進していきたい」などと述べた。
一方、来賓として挨拶した馬淵澄夫国土交通大臣は「今年は、抜本的な建築法体系の整備、成長戦略に向けた不動産投資市場の構築を、現実に即した形で提示していきたい」などと話した。