日本ハウズイング(株)は11日、同社が管理受託するマンションの管理組合が参加するプログラム型排出削減事業計画案を国内クレジット認証委員会事務局へ提出したと発表した。マンションの共用部を対象に省エネ型照明設備を導入することによってCO2を削減するもので、マンション管理組合が参加する同事業の申請は国内初。
同事業は、同社とマンション管理組合が共同して省エネ型照明設備を普及させることで、電力消費の削減することなどが目的。LED・CCFL(冷陰極蛍光ランプ)などの省エネ型照明設備を導入した管理組合に、排出削減事業者となる「ECOするマンションの会」へ加入を促し、同社が運営・管理。管理組合が削減したCO2は、同会を経由により国内クレジットとして売却され、売却益は管理組合に還元される。