(社)全日本不動産協会・(社)不動産保証協会および全日本不動産協会東京都本部は14日、グランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)で新年賀詞交歓会を開催。地方本部役員ほか、国会議員、東京都議会議員、業界団体関係者、関係官庁などから多数の来賓が参加した。
冒頭、挨拶した全日理事長の川口 貢氏は「近年の消費者の権利意識を考えると、消費者が安全・安心な取引を行なえる環境整備が不可欠となってきた。われわれは、消費者のニーズを的確に把握し、間違いのない情報を提供し、信頼される役割を担うことが大切。業界に残る複雑な慣習が指摘されるなかで、市場の健全化と透明化の取組みが必要だと認識している。そのために、会員の質の向上、人材育成に努め、国民生活の一翼を担う基幹産業として社会に貢献できるように決意を新たにしている」と語った。
また、公益法人制度改革については、「公益社団法人への移行認定取得に向け、組織をあげて取り組んでいる。全日に先駆けて、全日保証での取得準備を進めていく」とした。