不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/1/21

共同住宅および商業施設の信託受益権を取得/OJR

 オリックス不動産投資法人(OJR)は20日、共同住宅「芝浦アイランド ブルームタワー」(東京都港区)および商業施設「岡山久米商業施設」(岡山県岡山市)の信託受益権を取得すると発表した。

 同投資法人が2010年10月に整備した、住宅への投資再開を可能とする「新投資方針」にもとづく最初の取組み。住宅は他用途と比較し、相対的に景気動向などの影響を受けにくく、商業施設は中長期的な安定収益が期待できることから、ポートフォリオの安定性向上を図り、分配金水準の向上にも寄与できると判断した。

 「芝浦アイランド ブルームタワー」は、地上48階建ての賃貸住宅棟「ブルームタワー」および有料老人ホームと高齢者専用賃貸住宅を中心とした地上9階建ての「ブルームホームズ」の2棟で構成。同投資法人は同物件の共有持分16%にあたる不動産信託受益権を取得する。取得価格は55億5,000万円。売主は(有)芝浦キャナル開発。

 「岡山久米商業施設」は2階建ての本館と1階建ての別館で構成。本館には大手ディスカウントチェーンがメインテナントとして入居している。取得価格は27億5,000万円で、同投資法人初の中国地方の物件への投資となった。売主は合同会社ジョイントアーク18。
 
 いずれも取得予定日は1月31日で、取得資金には借入金および自己資金などを充てる。

 同物件取得後の同投資法人のポートフォリオは、54物件、取得価格3,110億3,700万円となる。

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