不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/1/27

インターネットメディア事業などの好調で黒字化、通期業績予想も上方修正/SBIライフリビング11年3月期第3四半期決算

 SBIライフリビング(株)は26日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)は、連結売上高34億3,200万円(前年同期比42.0%増)、営業利益4億600万円(同948.8%増)、経常利益3億400万円(前年同期:経常損失2,800万円)、当期純利益1億8,000万円(同:経常損失2,100万円)と大幅増益、黒字化した。

 不動産関連事業では、主力商品である「Branche」シリーズの今期開発7物件の販売活動を個人富裕層をターゲットに実施、成約物件数は2件となった。また、SBIグループとの連携も順調に進み、不動産仲介、企画設計などのフィービジネスの獲得も成果をあげた。それらの結果、売上高6億6,700万円(前年同期比16.1%増)、営業利益100万円(前年同月:営業損失1億6,800万円)となった。

 建設関連事業は、同社子会社のSBIプランナーズ(株)において、東海地区を中心に地主や富裕層にアプローチした受注活動を積極的に行ない、複数の建築請負の受注を獲得した結果、売上高16億1,800万円(前年同期比40.6%増)、営業利益2,100万円(前年同期:営業損失6,400万円)を計上。

 インターネットメディア事業は、「チケット流通センター」や「ムスビー」などのEC・仲介サービスの取引件数が堅調に推移したことにより、売上高11億5,000万円(前年同期比65.8%増)、営業利益5億4,900万円(同103.2%増)となった。
 
 なお、通期では業績予想を一部上方修正し、連結売上高58億円(前回発表から変更なし)、営業利益5億円(前回発表比56.3%増)、経常利益3億8,000万円(同123.5%増)、当期純利益2億6,000万円(同246.7%増)を見込む。増加理由は、(1)不動産関連事業において、不動産仲介および企画設計などのフィー・ビジネスによる収益が予想以上に増加したこと、(2)インターネットメディア事業において、第3四半期連結累計期間における収益が計画値を大きく上回ったこと、としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆