不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/1/28

1口当たり分配金は1万6,172円/UUR10年11月期決算

 ユナイテッド・アーバン投資法人(UUR)は27日、2010年11月期決算短信を発表した。

 当期(10年6月1日~11月30日)の運用状況は、営業収益84億900万円(前期比0.3%増)、営業利益42億4,900万円(同▲1.9%)、経常利益32億5,600万円(同▲6.5%)、当期純利益32億5,500万円(同▲6.5%)、1口当たり分配金は1万6,172円となった。

 同投資法人は保有物件の管理・運用面を中心に資産の向上に注力し、比較的安定した稼働率を確保。また、物件取得については、厳選投資方針に徹しながらも、その資産の運用を委託するジャパン・リート・アドバイザーズ(株)の積極的な取得活動により、ポートフォリオの向上に資すると思われる、同投資法人が既に一部保有する物件(新宿ワシントンホテル本館)につき追加取得(取得価格4,000万円)を行なった。
 結果、ポートフォリオは合計50物件(取得価格の総額2,199億6,600万円)、当期末の稼働率は98.5%。また、総賃貸可能面積は53万2,955.43平方メートル、テナント総数は171となった。

 なお、10年12月1日付けで吸収合併した日本コマーシャル投資法人(NCI)の10年11月期決算は、営業収益36億900万円、営業利益17億6,700万円、経常利益7億900万円、当期純利益4億4,500万円、1口当たり合併交付金1,732円となった。

 通期は、営業収益148億8,000万円、営業利益65億6,200万円、経常利益39億9,200万円、当期純利益162億3,300万円を見込んでいる。

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