(財)日本地域開発センターは27日、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2010」の受賞者を発表した。今回の受賞者は、(株)新昭和の「クレバリーホーム『Sunbless(サンブレス)』」、(株)松美造園建設工業の「ゆるりα」で、いずれも戸建部門の受賞となった。
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」とは、全国のオール電化の住宅・リフォームを対象に、外皮性能と主要設備機器を一体として評価した定量的省エネルギー性能に加え、独自の工夫・先進性、快適性・安全性などと省エネルギー性との融合、省エネルギー住宅・リフォームの普及・貢献などの視点からトータルでスマート(省エネルギー)なものを審査委員会で選定、表彰するもの。今年度から、「戸建部門」「集合住宅部門」「リフォーム(戸建)部門」の3部門に分けて募集を行なった。
「クレバリーホーム『Sunbless(サンブレス)』」は、地域に応じた断熱材の厚さ、高性能の窓により、広い範囲で次世代省エネ基準をクリアする外皮性能など、「ゆるりα」は外熱の付加断熱、U値1.23の窓による業界トップクラスの外皮性能、熱交換換気、高効率暖冷房設備などの導入が評価された。
なお、表彰式は2月16日、東海大学校友会館(東京都千代田区)で行なう。詳細は同センターホームページ参照。