不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/2/3

投資用1棟物件、3年間で表面利回り上昇、価格下落傾向に/ファーストロジック調査

 不動産ポータルサイトを運営する(株)ファーストロジックは3日、2011年1月期の投資用・居住用不動産の市場動向を発表した。同社が運営する不動産マッチングサイトに新規登録された全国の投資用不動産および東京都内の居住用不動産の表面利回り等を、リーマンショック前の08年1月と比較した。

 投資用1棟マンションの表面利回りは、鉄筋コンクリート造が9.22%(前月比▲0.19ポイント、08年1月比では1.21ポイントアップ)。鉄骨鉄筋コンクリート造は10.00%(同0.66ポイントアップ、同1.02ポイントアップ)となった。投資用1棟アパートの表面利回りは、鉄骨造が9.82%(同▲0.18ポイント、同1.15ポイントアップ)。木造は10.83%(同▲0.25ポイント、同2.04ポイントアップ)となり、投資用1棟物件は、すべての構造で表面利回りが上昇し、家賃収入に対して物件価格が下落傾向にあることが明らかになった。

 投資用区分所有マンションの表面利回りは10.83%(同▲0.65ポイント、同1.36ポイントアップ)と、1棟物件同様、同様に家賃収入に対して物件価格が下落傾向にある。

 東京都内の居住用物件の1平方メートル当たりの単価は、マンション55万3,500円(前月比2万9,700円下落)、一戸建て49万8,000円(同2,100円上昇)。マンション、一戸建てともに09年1月から2年間で、1平方メートル単価は下落した。

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