不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/7

マンション売上計上戸数減で営業赤字に/すてきナイスG11年3月期第3四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は4日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,638億6,500万円(前年同期比3.1%増)、営業損失1億5,000万円(前年同期:営業利益3億6,100万円)、経常損失10億6,000万円(同:経常損失6億5,700万円)、当期純損失16億6,600万円(同:当期純損失13億3,700万円)。マンション売上計上が第4四半期に集中、売上原価の上昇もあり、営業赤字に。

 主力の住宅資材事業は、長期優良住宅の普及、太陽光発電の拡大、住宅の耐震化などへ積極的に対応。売上高は1,229億9,100万円(前年同期比7.2%増)、営業利益11億1,900万円(同74.5%増)の増収増益となった。 

 不動産事業は、マンションの売上計上戸数が485戸(同▲41.4%)と大幅減。売上高は195億9,600万円(同▲21.9%)となった。一戸建住宅部門では、長期優良住宅「パワーホーム」を本格導入し、売上計上戸数が132戸(同53.5%増)と伸長。売上高は45億4,800万円(同39.1%増)を確保。事業全体では、売上高は351億3,000万円(同▲8.9%)、営業利益7,200万円(同▲93.7%)にとどまった。

 なお、通期では連結売上高2,400億円、営業利益28億円、経常利益15億円、当期純利益7億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。