東京都は4日、2010年および同年12月の新設住宅着工統計を発表した。
同年の新設住宅着工戸数は11万9,858戸(前年比10.6%増)で、2年ぶりに増加し、12万戸台に迫った。このうち、持家は2万144戸(同11.9%増)で3年連続の増加、貸家は4万8,996戸(同▲5.5%)で2年連続の減少。分譲住宅は4万9,947戸(同39.9%増)で2年ぶりに増加した。
分譲住宅のうちマンションは3万2,064戸(同44.4%増)で2年ぶりの増加、一戸建ては1万7,477戸(同33.2%増)で6年ぶりの増加となった。
なお、09年12月の新設住宅着工戸数は1万515戸(前年同月比24.0%増)で、7ヵ月連続の増加。利用関係別でみると、持家は1,796戸(同11.6%増)、貸家は3,792戸(同3.5%増)。分譲住宅は4,858戸(同56.0%増)で、うちマンションが3,282戸(同90.0%増)、一戸建てが1,542戸(同13.2%増)となった。