不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/2/10

中古マンション成約件数、2ヵ月連続増加。登録件数の大幅増が背景に/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10日、2011年1月の市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,383件(前年同月比4.2%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数が1万3,661件(同26.2%増)と10ヵ月連続増、2ヵ月連続2割増を記録するなど大幅に増えていることが、取引の増加に結びついている。成約件数を都県別にみると、東京都1,099件(同6.5%増)、埼玉県308件(同3.0%増)、千葉県333件(同▲4.9%)、神奈川県643件(同6.1%増)。東京都、神奈川県は3ヵ月連続の増加。

 成約単価は、1平方メートル当たり39万7,800円(同3.1%増)と前年比で13ヵ月連続の上昇。都県別では、東京都52万3,200円(同2.1%増)、埼玉県24万3,700円(同2.8%増)、千葉県24万9,900円(同5.5%増)、神奈川県36万3,200円(同1.8%増)と全エリアで上昇した。成約平均価格は2,584万円(同2.0%増)、平均専有面積は64.97平方メートル(同▲1.0%)だった。

 また、中古戸建住宅の成約件数は807件(同2.2%増)と、2ヵ月連続の増加。成約平均価格は3,067万円(同7.4%増)で、3ヵ月連続の上昇となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。