(株)長谷工コーポレーションは10日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~12月31日)の連結売上高は3,175億5,900万円(前年同期比4.6%増)、営業利益196億3,800万円(同62.4%増)、経常利益175億8,700万円(同59.5%増)、当期純利益111億6,300万円(同76.6%増)。
主力の設計施工関連工事は、マンション市況の回復などで、各事業主の取組みが活発化するとともに凍結案件が一部再開。土地持込みによる特命受注が増加するなど、受注高は1,736億円(同▲157億円)となった。そのほか、分譲マンションや賃貸マンション、PFI方式の建替え事業の引渡しなどで、売上高20億7,400万円、営業利益1億9,900万円を計上した。
不動産関連事業では、マンション販売ではモデルルームへの来訪者数・契約戸数ともに増加したものの、前年の新規販売戸数減少の影響で、引渡し戸数は減少。自社分譲では、6物件の引渡しおよびマンション用地などの売却を実施。売上高329億円、営業損失2億円となった。
なお通期では、連結売上高4,700億円、営業利益253億円、経常利益200億円、当期純利益100億円を見込む。