不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/14

原価低減の実施などにより利益率が回復/ミサワホーム11年3月期第3四半期決算

 ミサワホーム(株)は10日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)は、連結売上高2,400億5,000万円(前年同期比1.5%増)、営業利益28億5,200万円(同565.1%増)、経常利益21億1,000万円(前年同期:経常損失4億4,100万円)、当期純損失13億900万円(同:当期純損失30億6,700万円)となった。原価低減の実施、業務の効率化により利益率が向上した。
 
 当期の売上げ棟数は、注文住宅4,141棟(前期比▲1.3%)、戸建分譲549棟(同▲7.6%)、賃貸住宅256棟(同▲15.5%)、木造(軸組・2×4)661棟(同0.7%)と、本格的回復に至らない市況の影響を受け、減少傾向となった。
 
 新たな販売手法の導入や販売・生産工程の効率化などによるコストダウンで低価格を実現した木質系住宅「JUST SMART(ジャストスマート)」の発売や、LCCO2マイナスを実現するコンセプト住宅「エコフラッグシップモデル」を完成させた。エコフラッグシップモデルは、前年度発売したコンパクト市場向けの「SMART STYLE『C』」、ウェブ販売専用商品「Making home」と共に10年度のグッドデザイン賞を受賞、環境意識の高まりや、ライフスタイルの変化、インターネットの普及など、時代に即したさまざまなコンセプトが高く評価された。

 通期は、連結売上高3,500億円、営業利益85億円、経常利益75億円、当期純利益25億円を見込んでいる。

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