(株)日住サービスは14日、2010年12月期決算を発表した。
当期(10年1月1日~12月31日)の連結売上高は54億8,600万円(前年同期比▲1.2%)、営業利益は1億6,200万円(同115.4%増)、経常利益は1億7,000万円(同208.7%増)、当期純利益は1億3,300万円(前年同期:当期純損失3億4,000万円)。売上高はわずかに減じたものの、売上原価と販売管理費の圧縮で増益となった。
主力の仲介事業は、売買仲介の取扱単価は低下したものの、手数料率の改善と取扱件数の増加で、手数料収入18億5,900万円(前年同期比2.9%増)を確保。賃貸仲介手数料と紹介料などを合わせた手数料収入は25億3,600万円(同2.8%増)、営業利益3億1,000万円(同34.1%増)。
また、新築請負や売買仲介に伴うリフォーム工事や賃貸仲介における室内リフォームにより、工事売上高14億8,700万円(同2.2%増)、営業利益5,800万円(同60.2%増)を計上した。
なお、次期については連結売上高57億4,700万円、営業利益2億4,200万円、経常利益2億900万円、当期純利益1億4,600万円を見込んでいる。