(株)レオパレス21は14日、セコム(株)と業務提携。同社のアパート向けセキュリティシステムを、レオパレス21が建築受注したアパート・マンションに順次導入する。
留守がちな単身世帯を狙った窃盗の手口は多様化し、これらを抑止・防止するセキュリティ機器に対するニーズも年々高まっている。そこで、今後の建築受注物件の各戸にセキュリティシステムを導入。不在時・在宅時に安心して生活できる住環境の提供を行なうのが目的。
導入する「セコムAS」は、各住戸に不正侵入を検知するセンサー、火災センサー、非常通報ボタンを設置。センサーが異常(不正侵入、火災発生等)を検知した場合、異常信号がコントロールセンターに送られ管制員の指示にもとづき緊急対処員が通報先に駆けつけ、必要に応じて110番、119番通報も行なう。また、オプションとして、急病時などにペンダント型のボタンを握るだけで救急通報を送信する「マイドクター」や、一定時間以上センサーが人の動きを確認できないと、異常通報を送信する「ライフ監視」を用意する。
同社は、自社で建築・借上げ運用する物件を対象に、初年度1万2,000室からのセキュリティシステム受注を見込んでいる。