不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/2/16

10年の世界不動産取引額は前年比50%増/ジョーンズ ラング ラサール

 ジョーンズ ラング ラサール(株)は15日、2010年の世界の主要3地域(アメリカ大陸、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジア・パシフィック地域)における不動産取引総額が3,160億ドル(前年比50%増)であったと発表した。

 同社のデータによると、世界の直接不動産投資額は09年に2,090億ドルまで減少したが、10年上半期には好調となり、10年第4四半期には世界金融危機であった07年以来初めて1,000億ドルを超える結果となった。
 
 地域別にみると、10年のアメリカ大陸の取引総額は970億ドル(前年:450億ドル)となり、全世界3地域の中で最大の増加率を記録。ヨーロッパ・中東・アフリカでは1,360億ドルと、前年比で40%近く増加し堅調な回復となった。
 また、アジア・パシフィック地域での取引総額は830億ドル(前年比25%増)と、著しい取引総額の増加がみられた。

 なお、同社では、11年の世界の取引総額は10年実績比より20~25%増加すると予測している。

 

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。