不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/24

財務内容の健全化めざし固定資産譲渡、債務の一部免除も/ランド

 (株)ランドは23日、固定資産の譲渡を決議し、約17億6,300万円の特別損失(売却損)を計上する見込みになったと発表した。財務内容の健全化を図ることが目的。

 譲渡する資産は仙台市に所在する賃貸ビル。譲渡先は千葉県市原市に所在する不動産会社で、詳細は開示していない。譲渡価格は7億7,000万円、帳簿価格は24億8,200万円。2月末までに譲渡する予定。

 また、同社は、同社の債権を有する一部の金融機関および建設会社から債権を譲渡された第三者の譲受債権者との交渉を経て、債務の一部を免除され、約16億4,100万円の特別利益を計上する見込み。

 今後、同社ではさらなる経営合理化に取り組むなど、引き続き財務体質の改善・強化を図っていく方針。

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