東急不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)が共同で開発を進めてきた「和泉府中レジデンスタワー」(大阪府和泉市、総戸数150戸)が、28日に竣工する。
同物件は、同市施行の「和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」の一環として開発されたもの。同事業は、商業公益棟・駐車場棟・住宅棟の3棟からなり、「和泉府中レジデンスタワー」は住宅棟に当たる。
延床面積1万3,723.33平方メートル、鉄筋コンクリート造地上20階建てで、同市初の高層タワー型分譲マンション。JR阪和線・関西空港線「和泉府中」駅に直結。ミストサウナ、床暖房、ペアガラス、エコトイレ、魔法瓶浴槽などの省エネに配慮した設備を備え、ランニングコストを抑えられる仕様とした。24時間管理体制、エレリーダー、全戸防犯センサーなどセキュリティも完備している。また、敷地内には自然を身近に感じられるよう1階エントランス横にベンチを設置した「ポケットパーク」、3階に「屋上ガーデン」と豊かな植栽を施した。
住戸は、専有面積約64~86平方メートル、間取りは2LDK+N~4LDK。2010年3月より販売を開始し、「駅前再開発至便立地」「ランニングコストの割安感」「セキュリティの高さ」などが評価され、11月下旬までに全戸完売した。販売価格は2,090万~3,840万円、最高倍率は4.0倍だった。