



旭化成ホームズ(株)は2月28日、子育て世代向け分譲マンション「アトラス志村三丁目」(東京都板橋区、総戸数184戸)の報道陣向け記者発表・説明会を行ない、第一期申込(50戸)の受付を3月5日(土)に開始すると発表した。
同物件は、都営三田線「志村三丁目」駅徒歩6分に立地。同社の技術研究開発施設として使用していた志村試験場跡地に建設されたもの。敷地面積7,268.85平方メートル、延床面積1万9,158.79平方メートルで、建物は、鉄筋コンクリート造地上12階地下1階建て、免震構造。
同社では戸建事業を通じて蓄積したノウハウを活用できる「子育て家族がずっと住み続けたいと思うマンション」をメインコンセプトとし、専有部分には、同社の研究機関「くらしノベーション研究所」が参画。子育て期の家族の生活を「家事」、「子育て」、「家族それぞれの自立」という側面から総合的に支援し、家族間のコミュニケーションを深める生活提案「+NEST(プラスネスト)」を取り入れた。親子で時間を共有でき、コミュニケーションを図れる「+NEST空間」、家族が集まって家事の協力が行ないやすい「ペニンシュラキッチン」、子供の自立を促すための家族それぞれに充てた専用ロッカー「家族ロッカー」なども設けている。
また、共用部分には、子育て家族が「共に暮らす」視点から、世帯間交流を育むための提案を盛り込み、母親同士が語り合うことのできる「ガーデンカフェ」、子ども同士が宿題をすることのできる「ガーデンライブラリー」、マンションの屋上を利用した菜園スペースで土いじりを通じた家族間コミュニケーションを図ることができる「ソラファーム」などを設けた。
環境対応としては、共用部に使用する電気の一部を賄う太陽光発電設備や屋上緑化・壁面緑化などの環境技術を取り入れたほか、オール電化(エコキュート)を採用。ハイブリッドカーや電気自動車のシェアリングサービスも導入した。
間取りは、2LDK~4LDK。専有面積は56.51~90.83平方メートル。ターゲットは一次取得者のファミリー層で、平均坪単価は180万~190万円。1月8日以降の問合せ件数は約500件、モデルルーム来場者数は400組弱。
説明会において同社開発営業本部マンション開発第三営業部長の阿佐部 肇氏は「ハウスメーカーとしてのこだわりを持ち、一家族一家族にご満足いただけるように、多彩な間取りプランを用意した。共用部においても楽しい空間にするため、入居後もコミュニティ形成支援のサービスを行なっていきたい」などと語った。