東京都は4日、2011年1月の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工数は1万349戸(前年同月比11.2%増)と、8ヵ月連続の増加となった。ただし、利用関係別でみると、持家が1,395戸(同▲9.5%)と19ヵ月ぶりに減少。貸家も3,293戸(同▲19.2%)と6ヵ月ぶりの減少となった。
分譲住宅は5,651戸(同60.6%増)と10ヵ月連続の増加。このうち、マンションは4,031戸(同79.6%増)と8ヵ月連続の増加、一戸建ては1,586戸(同30.3%増)と、14ヵ月連続で増加した。
地域別では、都心3区が836戸(同266.7%増)と3ヵ月連続の増加。都心10区では2,634戸(同34.1%増)、区部全体でも7,673戸(同13.8%増)と、ともに8ヵ月連続の増加となった。一方、市部では2,646戸(同5.2%増)と、2ヵ月連続で増加した。