不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/3/7

環境配慮型住宅の拡販で、工業化住宅請負事業売上高18%増/積水ハウス11年1月期決算

 積水ハウス(株)は7日、2011年1月期決算を発表した。

 当期(10年2月1日~11年1月31日)は連結売上高1兆4,883億6,900万円(前期比10.0%増)、営業利益563億5,400万円(前年同期:営業損失387億5,400万円)、経常利益562億7,100万円(同:経常損失387億5,800万円)、当期純利益304億2,100万円(同:当期純損失292億7,700万円)と、多額の棚卸資産評価損計上で赤字となった前期から一転、黒字化した。

 主力の工業化住宅請負事業においては、環境配慮型住宅「グリーンファースト」を事業拡大のドライバーと位置付け拡販に努めたことから、受注が順調に推移。鉄骨戸建の売上高3,425億4,700万円(前年同期比18.5%増)、木造戸建て(シャーウッド)売上高1,143億8,400万円(同24.6%増)、賃貸住宅(シャーメゾン)売上高2,427億4,500万円(同13.7%増)といずれも伸長し、同事業の売上高合計は6,996億7,700万円(同17.7%増)、営業利益708億1,700万円(同45.8%増)となった。

 また、不動産販売事業は、分譲戸建てを含めて在庫調整を継続し、資産回転率の向上に努めたが、大きく改善するに至らなかったことから、売上高2,294億8,300万円(同▲9.5%)、営業損失31億6,500万円(前年同期:営業損失731億300万円)となった。

 次期については連結売上高1兆5,100億円、営業利益630億円、経常利益630億円、当期純利益340億円を見込んでいる。

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