

住友不動産販売(株)代表取締役会長・岩井重人氏の旭日中綬章受章記念祝賀会が3月8日、ホテルオークラ東京(東京都港区)で行なわれ、国土交通事務次官・竹歳 誠氏、(社)全国宅地建物取引業協会連合会会長・伊藤 博氏など、行政、不動産業界団体関係者など250名余が参加した。
同会発起人代表として挨拶した、(社)不動産流通経営協会理事長の大橋正義氏(住友不動産販売代表取締役社長)は、「岩井氏は、住友銀行から住友不動産販売へ転身され、不動産流通業界では後発だったわが社を、東証1部上場の日本を代表する不動産流通会社に育て上げた。また、(社)不動産流通経営協会理事長、(財)東日本不動産流通機構理事長などを歴任され、業界の発展に大きく寄与された」など、岩井氏の功績を称えた。
参加者からの祝辞を受け挨拶した岩井氏は「私が住友不動産販売に来た時は、わが社も、そして不動産流通業界も黎明期だった。だが、私は、フローからストックの時代が必ずやってくると確信し、顧客第一主義と地域密着を掲げ、仲介業務に励んできたことで、株式上場も果たすことができた。今後も、不動産流通業界の躍進と社業の発展のため、微力を傾注していきたい」などと、謝辞を述べた。