不動産ニュース / 開発・分譲

2011/3/10

首都圏最大級の分譲マンション「ブリリア有明スカイタワー」竣工/東京建物ほか

「ブリリア有明スカイタワー」外観
「ブリリア有明スカイタワー」外観

 東京建物(株)と東武鉄道(株)は、臨海副都心・有明地区に建設中の大規模分譲マンション「ブリリア有明スカイタワー」(東京都江東区、総戸数1,089戸)を3月下旬に竣工する。

 同物件は、敷地面積1万8,273.74平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上33階地下1階建て・塔屋1階建ての首都圏最大級のタワーマンション。制震構造や緊急地震速報に加え、環境に優しいオール電化システム、省エネルギー等級4(最高等級)、複層ガラスなどを採用し、安心・安全で快適な居住空間を提供している。

 主要共用部分のデザインは、国際的に活躍中のデザイナー・森田恭通氏率いる「GLAMOROUS co.,ltd.」が担当。最上階のオールデイラウンジやオーナーズスイート(ゲストルーム)、本マンションの象徴となるエントランスシャンデリアなどのデザインを手がけ、2階にはプールやキッズルームなどの共用施設も充実させた。
 さらに、エリア初出店となるスーパーマーケット(4月19日オープン予定)や保育園(4月開園)を誘致し居住者の利便性向上を図り、敷地内においては北西部分に約7,000平方メートルの庭園を備え、隣接の「ブリリアマーレ有明」の緑地帯と連続性を保った潤いある緑地・オープンスペースを整備した。

 住戸は、専有面積39~168平方メートル、間取り1LDK~4LDK。現時点までに販売された800戸のうち、9割強が契約済み。販売価格は2,790万~2億2,000万円、最多価格帯は4,900万円(60~70平方メートル)。購入者層は30歳代が50%、40歳代が20%。DINKS世帯が40%強を占めた。また、江東区エリアを中心に千葉、埼玉、神奈川と広域から購入者を集めた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。