不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/3/29

首都圏新築戸建の成約価格、前年比2ヵ月連続プラスに/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は 29日、2011年2月度の首都圏新築戸建住宅および中古マンションの登録・成約価格について発表した。同社の全国不動産情報ネットワークにおける登録物件(新築戸建7,074件、中古マンション1,523件)と、成約物件(新築戸建1,803件、中古マンション513件)の価格についてまとめたもの。

 新築戸建の登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,146万円(前年同月比2.6%増)で4ヵ月連続の上昇となった。成約価格では3,158万円 (同3.4%増)と、2ヵ月連続の上昇となった。東京23区で比較的価格の高い物件の成約が堅調だったこと等によるもの。23区は価格が大幅に上昇しているにもかかわらず敷地面積が縮小、立地の良い物件が選ばれているとみられる。また、東京23区が同5ヵ月連続で上昇している一方、千葉県では同6ヵ月連続で下落するなど、エリアによる違いが顕著となっている。なお、前月比は0.8%上昇し再びプラスとなった。

 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,289万円(同1.4%増)で15ヵ月連続のプラス。成約価格は2,176万円(同 1.1%増)と14ヵ月連続のプラスとなった。新築分譲マンションの供給増を受け、東京23区、神奈川県の価格がともに下落に転じたことで、上昇率は小幅にとどまった。

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