パナホーム(株)は1日、優れた環境性能を備えた賃貸住宅「エルメゾン フィカーサ」を発売した。
「エルメゾン フィカーサ」は、パナホームグループが推進する環境性能を備えた住まい「エコアイディアの家」の取組みを具現化した賃貸住宅で、次世代省エネ基準を標準仕様でクリア。ソーラー発電システムを用意し、発電した電気は各住戸に送電、入居者が利用することができる。また、断熱性能に優れた外壁「ダブルウォール」も採用している。
柔軟な設計対応力と耐震性能を併せ持つ新構法「HS(ハイパースペース)構法」を採用し、住宅性能表示制度で最高ランクの「耐震等級3」をクリア。ビルの耐力壁で用いられる座屈拘束技術を、賃貸住宅の構法として、工業化住宅業界で初めて導入した。
共用スペースと階段を建物内部に配置する「屋内共用スタイル」を新しく設定したほか、「重ね建てスタイル」や「メゾネットスタイル」等、全5タイプを用意。敷地に合わせて柔軟な外観設計ができるほか、住戸の間取りもターゲット入居者や事業プランに合わせて設定がすることが可能。
参考価格は、3.3平方メートル当たり税込み42万円台より(2階建て、4戸、寄棟屋根、延床面積213.99平方メートル)。販売地域は北海道、沖縄、多雪地域を除く全国。初年度販売目標は960棟。