不動産ニュース / 開発・分譲

2011/4/8

六本木ヒルズに新たな複合オフィス「六本木ヒルズ クロスポイント」竣工/森ビル

基準階貸室(イメージ)
基準階貸室(イメージ)

 森ビル(株)が六本木ヒルズの青山・西麻布・渋谷方面で推進してきた複合オフィスビル「六本木ヒルズ クロスポイント」(東京都港区)が7日、竣工した。

 同ビルは、敷地面積1,003.61平方メートル、延床面積7,578.57平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上10階地下1階建て。事務所(3~7階、8・10階の一部)、店舗(1~2階)、住宅(8~10階の一部)、バイク駐輪場(B1F)からなる。

 基準階貸室は、面積727平方メートル(220坪)、最大天井高約5m、フラット天井仕上げの場合でも3.7m(一般的なオフィス天井高は2.8m)を確保。階高を最大限に生かすため、天井を仕上げないスケルトンでの利用も可能とし、内装の自由度を向上させている。
 7月末に六本木ヒルズ「66プラザ」と連絡ブリッジで接続する予定で、これにより日比谷線「六本木」駅へスムーズにアクセスできるだけでなく、六本木ヒルズのレストランやホテル、映画館、美術館などにダイレクトアクセスが可能となる。
 また、中心鋼材が伸び縮みすることによって地震力を低減させる制震装置「アンボンドブレース」を各階4ヵ所・全40台に採用。建築基準法で定められた耐震設計基準を上回るよう設計し、高い制震性能を備えた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。