不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/4/11

震災による保有物件の補修費を見込むも、運用状況への影響は軽微/JPR

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は8日、保有する全56物件について東日本大震災の影響を調査したところ、30物件で内装および設備等の損傷により、補修費用等の発生が見込まれると発表した。なお、本投資法人の運用状況に与える影響は軽微で、11年6月期の運用状況の予想についての変更はないとしている。

 現時点で実施を決めた補修費用等の概算額は約2,700万円で、全56物件の取得価格合計3,415億8,400万円の約0.008%となる。
 また、より軽微な内装の補修費用等の概算合計額として約5,500万円を見積もっており、この追加分を合わせて補修費用等の合計額は約8,200万円(取得価格合計の0.024%)となる。追加分については、今後の状況の経過を観察したうえで、2011年12月期までに順次実施していく予定。

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