不動産ニュース

2011/4/19

震災による工期先送り等で11年3月期業績予想を下方修正/大東建託

 大東建託(株)は19日、2011年3月期業績予想の修正を発表した。

 修正後の業績予想は、連結売上高1,001億100万円(前回発表比▲0.3%)、営業利益737億円(同▲0.7%)、経常利益780億円(同▲0.6%)、当期純利益431億円(同▲5.1%)。

 震災により建設中の賃貸住宅が被害を受け、完成工事約33億円が工期先送りとなったことで売上高が減少。この工事先送りで完成工事総利益が約15億円減少するほか、管理子会社が運営する一括借上事業の収支改善等により、営業利益・経常利益が約5億円減少する見込み。また、災害特別損失として約44億円を計上する。これにより、期末配当金も1株当たり131円(同144円)に減額する。

 なお、同社が建築中、管理する賃貸物件のうち、震災により全損した物件は190棟(建設中14棟、管理物件176棟)、大規模・小規模修繕が8,128棟(建設中105棟・管理物件8,023棟)の合計8,318棟が、震災による被害を受けた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆