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2011/4/20

加盟店舗数400店を突破。11年度は中部・九州への出店も強化/ピタットハウスネットワーク

「東日本大震災を受け自粛ムードもあるが、当社としては前向きに事業推進していきたいという思いから本日を迎えた」と語る河野社長
「東日本大震災を受け自粛ムードもあるが、当社としては前向きに事業推進していきたいという思いから本日を迎えた」と語る河野社長
表彰式の様子
表彰式の様子
「ホスピタリティプロジェクト」のロゴマーク。文字の中に「pitat」が潜んでいる。加盟店舗で積極的に利用してもらう方針
「ホスピタリティプロジェクト」のロゴマーク。文字の中に「pitat」が潜んでいる。加盟店舗で積極的に利用してもらう方針

 ピタットハウスネットワーク(株)は19日、全国加盟店(4月現在405店舗)向けの経営方針説明会を、グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)で開催。東日本大震災の影響で一部東北エリアの欠席者はあったものの、約200名が出席した。

 説明会では今年度の運営方針として、(1)ネットワーク拠点の増設、(2)ネットワークの絆の強化、(3)ピタットハウスブランドのさらなる浸透、(4)営業ツールの強化、(5)人材育成を発表。

 10年度の新規加盟店舗数は36店舗と前年より少なかったものの、退転店舗数が例年より少なく、総合加盟店舗数は目標であった400台を達成。エリア別で、関東270店舗、関西96店舗、中部21店舗、その他51店舗となった。同社代表取締役の河野一孝氏は「今後は満遍なく店舗を増やしていきたい」と述べた。4月には名古屋営業所を開設し、中部エリアにおける既存店舗へのフォロー、新規加盟店数の増加を促進。また、九州エリアへの出店強化も視野に入れていることを明らかにした。

 加盟店間のネットワーク強化については、推進協議会を3エリアで設置し加盟店の意見収集を強化するほか、海外視察、各種勉強会、懇親会を実施していく方針。そのほか、マスメディアやスターツグループを活用した広報活動の推進や、スキルアップだけでなく社員のモチベーションアップにつながる勉強会などの実施、スターツで活躍する女性社員等優秀社員のノウハウ共有などを展開する予定。

 具体的な推進事項としては、不動産管理システム「RJ1」をフルリニューアル(「RJ2」の開発)して、ホームページとの連動性や賃貸管理の機能性をアップするほか、ネットワーク間取引の推進として同ソフト内の掲示板機能を強化していく。また、「ホスピタリエティプロジェクト」を発足。同社専務取締役の高橋誠司氏は、「“おもてなし”サービスの進化として、お客さまの声をフィードバックするほか、本部による覆面電話や訪問調査を実施し、より上質なサービスをめざす動機付けとなれば」と話した。

 説明会ではこのほか、同社イメージキャラクターである女優・水野真紀氏を迎え、昨秋に開催された接客コンテストの入賞者や好成績であった個人・店舗に対する表彰を行なったほか、加盟店各社が参加したパネルディスカッションやプロゴルファーの中嶋常幸氏による特別講演を開催。懇親会も催され、盛会となった。

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