不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/4/22

1口当たりの分配金7,788円。秋田と千葉のホテルで震災の影響有り/JHR11年2月期中間決算

 ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(JHR)は21日、2011年2月期中間決算短信を発表した。

 当期(10年9月1日~11年2月28日)は、営業収益28億9,400万円(前年同期比▲0.1%)、営業利益12億9,400万円(同▲2.2%)、経常利益8億2,400万円(同9.0%増)、当期純利益8億2,300万円(同9.0%増)、1口当たりの分配金7,788円(前年同期:7,144円)となった。

 同投資法人が(株)ホテルマネージメントジャパンに賃貸し、変動賃料を導入している5ホテルの運営状況は、宿泊部門で稼働率がアップしたが、料飲部門における婚礼宴会の不調により、総売上およびGOP(売上営業粗利益)が前年同期をやや下回る結果となった。

 なお、同投資法人所有ホテルにおける東日本大震災の影響は、顧客および従業員等の人的被害はなく、オリエンタルホテル東京ベイ(千葉県浦安市)とダイワロイネットホテル秋田(秋田県秋田市)において建物外壁に一部クラックが入るなどの被害があった。修理費用はそれぞれ7,000万円、100万円を見込む。
 
 次期(10年9月1日~11年8月31日)の業績予想は、東日本大震災の影響により、現時点では合理的な収益予想の算定を行なうことが困難として未定。運用状況への影響を精査し、確定し次第発表するとしている。

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