住友不動産(株)は22日、分譲マンション「シティハウス志村三丁目ザ・レジデンス」(東京都板橋区、総戸数20戸)および同「シティハウス新宿戸山」、総戸数40戸)の竣工を発表した。今後、大型連休に向け建物内に設けたモデルルームを公開、販売を開始する予定。
「シティハウス志村三丁目ザ・レジデンス」は、都営三田線「志村三丁目」駅徒歩7分に立地。敷地面積751.77平方メートル、延床面積1,977.93平方メートル、鉄筋コンクリート造6階建て。住戸の専有面積は71.03~73.54平方メートル、間取りは3LDK。販売予定価格は4,000円台後半が中心となっている。
建物外観は、東側の窓枠トリムに石を採用したほか、随所に彫りを入れ、高級感を出した。経年とともに熟成するような外観デザインとした。住戸はすべてが3LDKの南向き配棟、1フロアに4戸とプライバシー性の高いプランニングとした。
一方、「シティハウス新宿戸山」は、都営大江戸線「若松河田」駅徒歩4分に立地し、そのほか3路線3駅が利用できる。敷地面積941.13平方メートル、延床面積4,002.14平方メートル、鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て。住戸の専有面積は55.24~91.61平方メートル、間取りは2LDK~3LDK。販売予定価格は5,000万円台が中心。
建物の外壁には、黒色に近いブルータイルのほか、コンクリートと木目調のルーバーの3つの素材を用い、コントラストのある個性的な外観デザインとした。また、住戸のLD天井高について最大2,560mmを確保し、高級感と広がりのある空間を演出した。
両物件とも「建物の価値を高め、地域にも貢献できるマンションのあり方を探す」をテーマにデザインしている。
同社では、分譲マンションブランドとして、最高級の「グランドヒルズ」、超高層タワーの「シティタワー」、大規模物件の「シティテラス」などを展開しているが、主力ブランドの「シティハウス」は、これからのスタンダードとして「建物と地域の共生や居住者を含めた地域の人々への価値提案にしたい」としている。