不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/5/11

マンション売上大幅減も、経費削減等寄与し増益/大京11年3月期決算

 (株)大京は11日、 2011年3月期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~11年3月31日)の連結売上高は2,953億7,400万円(前期比▲7.2%)、営業利益135億9,700万円(同49.4%増)、経常利益107億7,900万円(同69.5%増)、当期純利益97億5,200万円(同54.6%増)と減収増益。

 主力の不動産販売事業は、マンション計上戸数が4,462戸(同▲724戸)と大幅に減少。営業収入1,683億6,000万円(同▲13.5%)。さらに、たな卸資産評価損約71億円を営業原価に計上したものの、マンション売上総利益率の改善と、経費削減により営業利益は66億1,800万円(前年同期:営業利益2億8,500万円)となった。

 不動産管理事業は、マンション管理受託戸数が40万戸を突破するなど順調に増加。営業収入1,037億4,600万円(前期比2.9%増)となったが、体制強化への投資により営業利益は78億6,800万円(同▲16.3%)だった。不動産仲介事業は、営業収入は202億1,800万円(同1.9%増)、たな卸資産評価損約10億円の計上で営業利益2億800万円(同▲65.3%)だった。

 なお、次期については連結売上高2,700億円、営業利益135億円、経常利益100億円、当期純利益115億円を見込んでいる。

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